温泉の旅 其の1(伊香保)
撮り溜めた「さすらい温泉」を夜中に見るのが、最近の楽しみです。
エンケンさんみたく、息子と二人で秘湯を求めて、全国各地をさすらうのが、私の小さな夢でもあります。
今のところ、私のひどい乾燥肌に一番しっくりくる湯は万座温泉(群馬)。万座と聞くと、R40は「私をスキーに連れてって」を思い出します。男40、色々あるわと。(ここ分かる人はオッサンです)
さすらいの旅ではありませんが、先日、子供たちが春休みだということで、伊香保温泉(群馬)に行ってきました。
伊香保はかつて武田勝頼が長篠の戦いの負傷者を療養させる目的で整備したと言われています。長い石段(365段)が有名です。こうした階段を前にすると、ついトレーニングモードになってしまうのは、息子も同じで血が騒ぐそうです。粉雪が舞うなか、伊香保神社で踵痛の解消を祈り、宿にて名湯に浸かりました。
泉質は鉄分豊富な硫酸塩泉。茶褐色のにごり湯で、傷に効くやつです。乱世の時代が過ぎた後も、時の権力者や多くの文化人に愛された名湯は、オジサンの乾燥肌にも優しかったです。
次は乗鞍温泉(長野)を攻めようと思っています。
(終わり)