ときを超えて 其の4
どうも、腹回りの浮き輪に悩めるR40です。この脂肪は必然です。
さて、偶然の話シリーズ、これで最終話。
先日、競技場で再会した同級生(過去記事/青春スポーツ)が出場したマラソン大会の結果を、ネットで見ていたときのこと。
同級生は…どこだ…え~と…小さすぎて見えない!…… あれ? !?
細かすぎるテキストの中に、偶然にも見つけてしまった名前。
それはA先生(ときを超えて・其の1)のものだった。
タイムの横に記載のある所属先を確認し、すぐに検索。県外の福祉施設のサイトに繋がった。
その施設のブログには、25年前とは変わらぬA先生の姿が、確かにあった。
「感謝を伝えたい。」
翌日、何の迷いもなく、A先生の職場宛に手紙を出した。
25年間のときを超えて。
A先生が導いてくれた世界。幾つになっても夢中になれる時間。
長い月日を経て、再びA先生にその意思を伝えられたことを、何より嬉しく思う。
「偶然は準備のできていない人を助けない」と誰かが言っていた。
だからオトウチャンは今日も跳ぶ。
(終わり)