オジサン練習日誌 Vol.5
先週末に競技場が再開し、久々に子供たちと一緒に走ってきました。
まだ砂場の使用は禁止されています。身体を動かすだけ。それでも十分に思えました。
ここでは世間のノイズは聞こえません。聞こえるのは風を切りながらスパイクで地面を蹴り上げる乾いた音だけ。たまに息子の奇声。
そうした時間が、やはりいつもより特別に、そして欠いてはならない時間に思えました。(しんどいけどね)
人の少ない午後の競技場は、図書館のような静けさがあります。
そんななか、ひとりの女子選手(高3)の寡黙に練習している姿が、オトウチャンの目に留まりました。
「今」を未来に繋げようとする真剣な表情が、とても印象的でした。
(終わり)