息子の決意
息子の試合も残すところあと2戦。
次戦(9末)に向けて、少し追い込みを掛けている段階です。
「当分、跳ぶ練習はいいや」って感じになるまで、とことん跳び続けます。
そのあとは跳びたくてソワソワするまで跳ぶのを控えます。
でもって、ソワソワが絶頂に達するところに試合を合わせます。
なんとなく焼肉のサイクルに似ています。当分焼肉はいいやって感じです。
午後13時。
連日の練習でヘトヘトになって跳び続ける息子の前に、ひとりの青年が現れました。
「上手なジャンプだね」
飯塚選手が気さくに声を掛けてくれました。
この日はもう一人、陸上のスゴイ選手と会うことができました。
今季好調、110mハードル日本歴代4位(13.39)の石川選手。
二人とも個人合宿だとか。ともに185cmのイケメンだ。
「僕もあんなふうになる。」
世界が舞台の二人。
彼等の練習する姿を見ながら、息子が静かに言っていました。
ゆっくり大きく成長してほしいと思います。
(終わり)