とりあえず今日から

とりあえず今日から

【R40】不安定な足取り記録      マスターズ陸上をしている人。不動産鑑定士になりたい人。トレードしている人。友達は子供含めて片手で数えられるくらい。細かい作業が得意。

ホントに雑記 其の2

先日、実家に帰ったときのこと。

 

階段脇にある1枚の風景画。

何気なく、その絵に目を向けてみると、、、

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ん?

 

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ムムムッ!?

 

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こいつは!!

 

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出典:https://one-piece.com/

 

ルフィがいた。(ように見えた)

海賊王になる男が田舎の桃畑を歩いている。(果樹王?)

 

そのことをワンピース大好きの息子に話すと、

息子「ルフィ?その絵って高く(値段)なるの?」

 

う~ん... 矢継ぎ早にそこに繋げる発想、宜しくない。

お金の意識は大切だけど、オトウチャンも言葉を選んだ。 

 

父「プライスレス!」

息子「強いやつ?」

 

少し走らせ過ぎだろうか。

 

(終わり)

夏の時間

こんにちは、アカスケです。

自分のことばかりの雑記に、お立ち寄りいただくばかりか、☆マークまで、、本当に嬉しく思います。

皆様の優しさに、アリガトウです。

 

夏休みに入った子供たち。

 

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練習後に牛乳を飲んで、

 

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パンツのまま水浴びをして、

 

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空いた時間に釣りをして、

 

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大好きな虫を採って、

 

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お気に入りのコレクションを眺めて、

 

勉強?して(写真無し)、

 

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たくさん寝る。(本日夕飯前)

 

夏の時間はたっぷりある。

なんか学習塾のキャッチみたいだけど。

 

その時間をどう使うか、自分で考え、自分で決める。

って言うと、益々それっぽい。

 

夏休みを好きなだけ、全力で遊んだ記憶しかないオトウチャン。

両親も勉強しろとは言わなかった。

 

オッサンになって気付くこと。

それは遊ぶも、勉強するも、自分で決めるという意思の大切さ。

意思は時間の中身を変え、しいては自分を変えていく。(たぶん)

 

どんどん大人になっていけばいい。

夏バテ気味で、おなかユルユルのオトウチャンはそう思う。

 

(終わり)

 

 

 

オジサン初戦

今日、オトウチャン跳んできた。

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5m37cmはR40の感覚としては、不本意なものだった。

気持ちが入った1本目、測定器の先に着地した。巻き尺の登場?と期待したが、振り返ると赤いフラッグが上がっていた。

ファールだ。ほんの1㎝もなかった。というか動画で確認したら...セーフな気がするが。実測は5m60㎝前後ではあったが、無効では意味がない。

そんなことは、陸上あるあるだが、只々悔しい。

 

今日、この赤いフラッグを幾度となく突き付けられたR40。その度に冷めてく気持ちと、落ちていく体力。

現実を前に、目標の6mが随分遠くに感じる。

足りない要素と向き合う夏の時間、120%の練習と、逃げない覚悟が必要だ。つま先から踏み切る癖を直して、まずは5m60~70cmを確実なものにしてから、再びその先に挑戦したい。

 

22年振りに立った表彰台では、下向きの笑顔は引きつり、胸を張ることもできなかった。

 

 (終わり)

マジなやつ

前回のブログに、嬉しいコメントを頂いた。

まさかのまさかだ。

 

mizulog.hatenablog.jp

 

オジサンが、オジサンからコメントをもらい、目を潤ませている。想像してほしい...

気持ちが悪いだろう。

 

A先生からのコメントを見た娘が言った。

娘「これってマジなやつじゃん」

 

そうさ、娘よ。マジさ。それは本気と書くのさ。

本気の世界は面白く、そして優しい。乱世の武将もそんなことを言ってた。

 

波の狭間に生きるオジサンという生き物。 

そう、魚のことではない。

それはそれは、とても繊細で、そして単純で、悲しき生き物。(たぶん)

 

夢を見て、勝手に傷つき、虚勢を張り、疲れて無口になる、それがオジサン。

それでも、ひとつのコメントで、何度でも立ち上がってくる、それがオジサン。

ときに冷静で、ときに暑苦しく、たまに汗臭い(要注意)、それがオジサン。

 

R40、天まで跳んでいけそうな気がしてきた。

先生の言葉は、当時と変わらぬ優しさと、不思議な力に溢れていた。

 

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(おわり)

 

 

ときを超えて 其の4

どうも、腹回りの浮き輪に悩めるR40です。この脂肪は必然です。

さて、偶然の話シリーズ、これで最終話。

 

先日、競技場で再会した同級生(過去記事/青春スポーツ)が出場したマラソン大会の結果を、ネットで見ていたときのこと。

 

mizulog.hatenablog.jp

 

同級生は…どこだ…え~と…小さすぎて見えない!…… あれ? !? 

 

細かすぎるテキストの中に、偶然にも見つけてしまった名前。

それはA先生(ときを超えて・其の1)のものだった。

 

タイムの横に記載のある所属先を確認し、すぐに検索。県外の福祉施設のサイトに繋がった。

その施設のブログには、25年前とは変わらぬA先生の姿が、確かにあった。

 

「感謝を伝えたい。」

 

翌日、何の迷いもなく、A先生の職場宛に手紙を出した。

25年間のときを超えて。

 

A先生が導いてくれた世界。幾つになっても夢中になれる時間。

長い月日を経て、再びA先生にその意思を伝えられたことを、何より嬉しく思う。

 

「偶然は準備のできていない人を助けない」と誰かが言っていた。

 

だからオトウチャンは今日も跳ぶ。

 

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(終わり)

ときを超えて 其の3

息子の寝相アタック、オトウチャンの顔面を襲う19cmの足、

コンバンワ、今宵も本気で怒れるR40です。

はて、何を書こうとしたのか… とりあえず前回記事を見返してみる。 

 

mizulog.hatenablog.jp

  

あ、そうだった。前回の話の続き。

かつての女子生徒Bさんとの出会いは、時を超えて我が娘の担任という形で果たされた。

何とも不思議な巡り合わせだ。

 

それから間もなく、ほぼ文化系女子の娘が、体育の時間を気にするようになったこと、オトウチャンは知っている。

B先生にデキる姿を見せたかったのだろう。

そのタイミングで娘に言ったことがある。

 

父「B先生に陸上の話をしてごらん…」

 

数日後、娘が興奮した様子で私に言ってきた。

 

娘「B先生が一緒に練習してくれるって!」

 

娘がB先生に対し、何をどう話したのか、女子トークを詮索するほど、オトウチャンも野暮ではない。

でも、いつかの私と同じように、娘もまた運命に引き寄せられるかのような、不思議体験をしているのだと、そう感じた。

 

あの時、帰省していなかったら、新聞を広げていなかったら...

R40も、子供たちも、きっと未来は違ったものになっていたかもしれない。

そう考えると、月並みだが、今を大切にしようと思える。

 

そして、偶然はまだ終わらない。

 

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(つづく)

ときを超えて 其の2

<前回の続き> 

mizulog.hatenablog.jp

 

大学、就職と流されるように過ごしていた、26歳の夏のこと。

帰省中の実家で、暇つぶしに広げた地元新聞の記事に目が留まった。

 

「※※中学の女子生徒(以下Bさん)走り幅跳びで全国優勝」

 

アカスケと同じ、母校の生徒だった。

忘れかけていた記憶。少しだけ、ほんの少しだけ、複雑な思いがした。

 

それから数十年後、その女子生徒は教師となっていた。

そのことを知ったのは、アカスケの娘が地元の小学校に入学したときのこと。

保護者宛の学校便りに、見覚えのある女性の名前。ん?Bさん?

思わず娘に聞いてみた。

 

父「この先生に教わったことある?」

娘「体育を教わった…」

 

そして娘5年生の春、クラス替えに伴い、新しい担任の先生が決まった。

娘「新しい先生、誰だと思う?」

父「安西先生(※スラムダンクボケ)」

娘「…. B先生だよ」

 

全校生徒600名程が通う小学校。

まさかとは思ったが、まだまだ偶然は続く。

 

(つづく)

 

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ときを超えて 其の1

先日、ある人に1通の手紙を出した。相手はオジサン。

オジサンがオジサンを想って綴った直筆の手紙。想像してほしい...

気持ちが悪いだろう。

 

長い間、出そうにも出せなかった手紙。

でも届くか分からない。いや、たぶん届く。届いてほしい。

偶然の連鎖が、25年という歳月を、埋めてくれるかもしれない。

 

世の中、漫画のような不思議なことがある。以下、R40の昔話。

 

その昔、アカスケという歪んだ少年がいた。どのくらい歪んでいたか、、、

当時、美術の授業で描いた絵が、心に問題ありで、カウンセラーと面談したくらい。

その絵は実家にあるはずだから、いずれUPしたい。きっと笑う。さて話を戻そう。

 

アカスケが14歳、中学2年の春のこと、ひとりの若い先生(以下A先生)が、遠方の地から赴任してきた。

学校の先生というよりかは、ジムにいる人。元陸上アスリート、ロングジャンパーだった。

 

それから間もなく、アカスケのヘタレ生活が一変する。

クラブがトレーニングになり、鬼ごっこがスプリントドリルになり、予選落ちが県優勝になった。

帰宅後も、休日も、個別に指導してもらったことを、今も覚えている。

 

進学後、いずれ全国を意識する頃、アカスケの前に、A先生の姿はなかった。

遠隔地赴任が終了したと聞いた。指導者を失った若者の夢は、はかなく幕を閉じた。

 

以後、夢中になれるものも見つからなかった。

 

(つづく)

 

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土に汚れたスパイクと

6月の最終日、再びこの場所に来てしまった。そう、富士の麓の貸し切り競技場。

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練習開始後、富士山が雲に隠れ始めると、間もなく雨が降ってきた。

しかし、次月に試合を控えた息子とオトウチャン。悪天候は気にしない。

誰もいない競技場、自由に走れるだけで、親子には十分な時間であることに変わりはない。

雨の中を走り終えて、タオルで顔を拭いながら、まるでスプラッシュマウンテンに乗ってきた直後のような表情で、超気持ちい~とか言っていた息子。

そんな彼に応えるかのように、1時間程で雨が上がり、青空と富士山が再び顔を出した。

さて、跳ぶぞ。

 

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雨で湿った砂場。跳び込めば、普段より砂まみれになることは明らか。

時折、砂場の先に、洗濯機の前で小言を連発するオカアチャンの幻想が見え隠れする。

シャツやスパイクの汚れを気にする息子。やはり見えない何かと戦っている。

やってみせ… オトウチャンは動く。

強い人は状況に左右されない…とか言いながら、最初の1本に覚悟と時間が必要だったことは確か。父も臆病なのだ。

 

練習を重ねる度に、記録を伸ばしていく子供たちに反して、R40は… 思い描く姿には程遠い。

でも、土に汚れたスパイクと、汗と雨で砂まみれになった身体と、富士吉田のうどんのコシに嘘がないことを、オトウチャンは知っている。

 

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帰宅後、汚れたスパイクと体の砂を洗い流しながら、二人で反省会。

 

父「調子いいね、今日は何が良かった?」

息子「うどん屋さん」

 

またスパイクが汚れるまで頑張ろう。

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(終わり)

キョウハナニスル

練習のない休日、午前5時。とてつもなく早起きの息子が、私に何か言っている。

「おはよう」ではないのは、すぐに分かった。何て言っている?何?what’s?

目を閉じたまま、その言葉に耳を傾けてみる。

………「キョウハナニスル?」……「今日は何する?」…

 

息子とオトウチャンの休日の朝は早い。起床して10分後には、目的の地へ車を走らせている。

着替えは? 朝食は? トイレは? 

男同士、気の向くままに、多少のイレギュラーに揉めることもありません。

 

高速を走ること30分、そこは緑の木々に溶け込むように、ホテルや別荘が佇むリゾートエリア。でも息子にとっては、自分だけが知るカブ・クワの集まる木のある秘密の地。 

 

この時ばかりはオトウチャンの前をさっそうと歩く息子。早くあの木を確認したい。そして本日の結果、小さなヒラタとコクワが計14匹。まだ時期が早かったようです。

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毎年、その夏に見つけた一番大きな個体は、オトウチャン手により標本に。この制作、とてもグロテスクです。

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小さなクワガタは越冬して1年以上、大きなクワガタも夏から翌年の2~3月頃まで生きた個体もいます。飼育係のR40は、これから妻と娘の冷たい視線を浴びながら、長い時間をクワガタと共にします。

 

今シーズン初のクワガタを手に取りに、昆虫図鑑で覚えたのであろう単語を並べて、私に何か言っている息子。その表情は、ペット専門店にいるときと同じ、喜びに満ちたものでした。

 

ちなみに、練習中に競技場内にいる虫(死骸含む)を拾って調べる行動については、一応止めるようにと注意はしています。

 

 

(終わり)