ホントに雑記 其の2
先日、実家に帰ったときのこと。
階段脇にある1枚の風景画。
何気なく、その絵に目を向けてみると、、、
ん?
ムムムッ!?
こいつは!!
出典:https://one-piece.com/
ルフィがいた。(ように見えた)
海賊王になる男が田舎の桃畑を歩いている。(果樹王?)
そのことをワンピース大好きの息子に話すと、
息子「ルフィ?その絵って高く(値段)なるの?」
う~ん... 矢継ぎ早にそこに繋げる発想、宜しくない。
お金の意識は大切だけど、オトウチャンも言葉を選んだ。
父「プライスレス!」
息子「強いやつ?」
少し走らせ過ぎだろうか。
(終わり)
夏の時間
こんにちは、アカスケです。
自分のことばかりの雑記に、お立ち寄りいただくばかりか、☆マークまで、、本当に嬉しく思います。
皆様の優しさに、アリガトウです。
夏休みに入った子供たち。
練習後に牛乳を飲んで、
パンツのまま水浴びをして、
空いた時間に釣りをして、
大好きな虫を採って、
お気に入りのコレクションを眺めて、
勉強?して(写真無し)、
たくさん寝る。(本日夕飯前)
夏の時間はたっぷりある。
なんか学習塾のキャッチみたいだけど。
その時間をどう使うか、自分で考え、自分で決める。
って言うと、益々それっぽい。
夏休みを好きなだけ、全力で遊んだ記憶しかないオトウチャン。
両親も勉強しろとは言わなかった。
オッサンになって気付くこと。
それは遊ぶも、勉強するも、自分で決めるという意思の大切さ。
意思は時間の中身を変え、しいては自分を変えていく。(たぶん)
どんどん大人になっていけばいい。
夏バテ気味で、おなかユルユルのオトウチャンはそう思う。
(終わり)
オジサン初戦
今日、オトウチャン跳んできた。
5m37cmはR40の感覚としては、不本意なものだった。
気持ちが入った1本目、測定器の先に着地した。巻き尺の登場?と期待したが、振り返ると赤いフラッグが上がっていた。
ファールだ。ほんの1㎝もなかった。というか動画で確認したら...セーフな気がするが。実測は5m60㎝前後ではあったが、無効では意味がない。
そんなことは、陸上あるあるだが、只々悔しい。
今日、この赤いフラッグを幾度となく突き付けられたR40。その度に冷めてく気持ちと、落ちていく体力。
現実を前に、目標の6mが随分遠くに感じる。
足りない要素と向き合う夏の時間、120%の練習と、逃げない覚悟が必要だ。つま先から踏み切る癖を直して、まずは5m60~70cmを確実なものにしてから、再びその先に挑戦したい。
22年振りに立った表彰台では、下向きの笑顔は引きつり、胸を張ることもできなかった。
(終わり)
マジなやつ
前回のブログに、嬉しいコメントを頂いた。
まさかのまさかだ。
オジサンが、オジサンからコメントをもらい、目を潤ませている。想像してほしい...
気持ちが悪いだろう。
A先生からのコメントを見た娘が言った。
娘「これってマジなやつじゃん」
そうさ、娘よ。マジさ。それは本気と書くのさ。
本気の世界は面白く、そして優しい。乱世の武将もそんなことを言ってた。
波の狭間に生きるオジサンという生き物。
そう、魚のことではない。
それはそれは、とても繊細で、そして単純で、悲しき生き物。(たぶん)
夢を見て、勝手に傷つき、虚勢を張り、疲れて無口になる、それがオジサン。
それでも、ひとつのコメントで、何度でも立ち上がってくる、それがオジサン。
ときに冷静で、ときに暑苦しく、たまに汗臭い(要注意)、それがオジサン。
R40、天まで跳んでいけそうな気がしてきた。
先生の言葉は、当時と変わらぬ優しさと、不思議な力に溢れていた。
(おわり)
ときを超えて 其の4
どうも、腹回りの浮き輪に悩めるR40です。この脂肪は必然です。
さて、偶然の話シリーズ、これで最終話。
先日、競技場で再会した同級生(過去記事/青春スポーツ)が出場したマラソン大会の結果を、ネットで見ていたときのこと。
同級生は…どこだ…え~と…小さすぎて見えない!…… あれ? !?
細かすぎるテキストの中に、偶然にも見つけてしまった名前。
それはA先生(ときを超えて・其の1)のものだった。
タイムの横に記載のある所属先を確認し、すぐに検索。県外の福祉施設のサイトに繋がった。
その施設のブログには、25年前とは変わらぬA先生の姿が、確かにあった。
「感謝を伝えたい。」
翌日、何の迷いもなく、A先生の職場宛に手紙を出した。
25年間のときを超えて。
A先生が導いてくれた世界。幾つになっても夢中になれる時間。
長い月日を経て、再びA先生にその意思を伝えられたことを、何より嬉しく思う。
「偶然は準備のできていない人を助けない」と誰かが言っていた。
だからオトウチャンは今日も跳ぶ。
(終わり)
ときを超えて 其の3
息子の寝相アタック、オトウチャンの顔面を襲う19cmの足、
コンバンワ、今宵も本気で怒れるR40です。
はて、何を書こうとしたのか… とりあえず前回記事を見返してみる。
あ、そうだった。前回の話の続き。
かつての女子生徒Bさんとの出会いは、時を超えて我が娘の担任という形で果たされた。
何とも不思議な巡り合わせだ。
それから間もなく、ほぼ文化系女子の娘が、体育の時間を気にするようになったこと、オトウチャンは知っている。
B先生にデキる姿を見せたかったのだろう。
そのタイミングで娘に言ったことがある。
父「B先生に陸上の話をしてごらん…」
数日後、娘が興奮した様子で私に言ってきた。
娘「B先生が一緒に練習してくれるって!」
娘がB先生に対し、何をどう話したのか、女子トークを詮索するほど、オトウチャンも野暮ではない。
でも、いつかの私と同じように、娘もまた運命に引き寄せられるかのような、不思議体験をしているのだと、そう感じた。
あの時、帰省していなかったら、新聞を広げていなかったら...
R40も、子供たちも、きっと未来は違ったものになっていたかもしれない。
そう考えると、月並みだが、今を大切にしようと思える。
そして、偶然はまだ終わらない。
(つづく)
ときを超えて 其の2
<前回の続き>
大学、就職と流されるように過ごしていた、26歳の夏のこと。
帰省中の実家で、暇つぶしに広げた地元新聞の記事に目が留まった。
「※※中学の女子生徒(以下Bさん)走り幅跳びで全国優勝」
アカスケと同じ、母校の生徒だった。
忘れかけていた記憶。少しだけ、ほんの少しだけ、複雑な思いがした。
それから数十年後、その女子生徒は教師となっていた。
そのことを知ったのは、アカスケの娘が地元の小学校に入学したときのこと。
保護者宛の学校便りに、見覚えのある女性の名前。ん?Bさん?
思わず娘に聞いてみた。
父「この先生に教わったことある?」
娘「体育を教わった…」
そして娘5年生の春、クラス替えに伴い、新しい担任の先生が決まった。
娘「新しい先生、誰だと思う?」
娘「…. B先生だよ」
全校生徒600名程が通う小学校。
まさかとは思ったが、まだまだ偶然は続く。
(つづく)
ときを超えて 其の1
先日、ある人に1通の手紙を出した。相手はオジサン。
オジサンがオジサンを想って綴った直筆の手紙。想像してほしい...
気持ちが悪いだろう。
長い間、出そうにも出せなかった手紙。
でも届くか分からない。いや、たぶん届く。届いてほしい。
偶然の連鎖が、25年という歳月を、埋めてくれるかもしれない。
世の中、漫画のような不思議なことがある。以下、R40の昔話。
その昔、アカスケという歪んだ少年がいた。どのくらい歪んでいたか、、、
当時、美術の授業で描いた絵が、心に問題ありで、カウンセラーと面談したくらい。
その絵は実家にあるはずだから、いずれUPしたい。きっと笑う。さて話を戻そう。
アカスケが14歳、中学2年の春のこと、ひとりの若い先生(以下A先生)が、遠方の地から赴任してきた。
学校の先生というよりかは、ジムにいる人。元陸上アスリート、ロングジャンパーだった。
それから間もなく、アカスケのヘタレ生活が一変する。
クラブがトレーニングになり、鬼ごっこがスプリントドリルになり、予選落ちが県優勝になった。
帰宅後も、休日も、個別に指導してもらったことを、今も覚えている。
進学後、いずれ全国を意識する頃、アカスケの前に、A先生の姿はなかった。
遠隔地赴任が終了したと聞いた。指導者を失った若者の夢は、はかなく幕を閉じた。
以後、夢中になれるものも見つからなかった。
(つづく)
土に汚れたスパイクと
6月の最終日、再びこの場所に来てしまった。そう、富士の麓の貸し切り競技場。
練習開始後、富士山が雲に隠れ始めると、間もなく雨が降ってきた。
しかし、次月に試合を控えた息子とオトウチャン。悪天候は気にしない。
誰もいない競技場、自由に走れるだけで、親子には十分な時間であることに変わりはない。
雨の中を走り終えて、タオルで顔を拭いながら、まるでスプラッシュマウンテンに乗ってきた直後のような表情で、超気持ちい~とか言っていた息子。
そんな彼に応えるかのように、1時間程で雨が上がり、青空と富士山が再び顔を出した。
さて、跳ぶぞ。
雨で湿った砂場。跳び込めば、普段より砂まみれになることは明らか。
時折、砂場の先に、洗濯機の前で小言を連発するオカアチャンの幻想が見え隠れする。
シャツやスパイクの汚れを気にする息子。やはり見えない何かと戦っている。
やってみせ… オトウチャンは動く。
強い人は状況に左右されない…とか言いながら、最初の1本に覚悟と時間が必要だったことは確か。父も臆病なのだ。
練習を重ねる度に、記録を伸ばしていく子供たちに反して、R40は… 思い描く姿には程遠い。
でも、土に汚れたスパイクと、汗と雨で砂まみれになった身体と、富士吉田のうどんのコシに嘘がないことを、オトウチャンは知っている。
帰宅後、汚れたスパイクと体の砂を洗い流しながら、二人で反省会。
父「調子いいね、今日は何が良かった?」
息子「うどん屋さん」
またスパイクが汚れるまで頑張ろう。
(終わり)
キョウハナニスル
練習のない休日、午前5時。とてつもなく早起きの息子が、私に何か言っている。
「おはよう」ではないのは、すぐに分かった。何て言っている?何?what’s?
目を閉じたまま、その言葉に耳を傾けてみる。
………「キョウハナニスル?」……「今日は何する?」…
息子とオトウチャンの休日の朝は早い。起床して10分後には、目的の地へ車を走らせている。
着替えは? 朝食は? トイレは?
男同士、気の向くままに、多少のイレギュラーに揉めることもありません。
高速を走ること30分、そこは緑の木々に溶け込むように、ホテルや別荘が佇むリゾートエリア。でも息子にとっては、自分だけが知るカブ・クワの集まる木のある秘密の地。
この時ばかりはオトウチャンの前をさっそうと歩く息子。早くあの木を確認したい。そして本日の結果、小さなヒラタとコクワが計14匹。まだ時期が早かったようです。
毎年、その夏に見つけた一番大きな個体は、オトウチャン手により標本に。この制作、とてもグロテスクです。
小さなクワガタは越冬して1年以上、大きなクワガタも夏から翌年の2~3月頃まで生きた個体もいます。飼育係のR40は、これから妻と娘の冷たい視線を浴びながら、長い時間をクワガタと共にします。
今シーズン初のクワガタを手に取りに、昆虫図鑑で覚えたのであろう単語を並べて、私に何か言っている息子。その表情は、ペット専門店にいるときと同じ、喜びに満ちたものでした。
ちなみに、練習中に競技場内にいる虫(死骸含む)を拾って調べる行動については、一応止めるようにと注意はしています。
(終わり)